梶井基次郎

  • 2017.02.02 Thursday
  • 09:38

この前から気になっていたのが、梶井基次郎という小説家の作品のことです。

檸檬という作品があるのですが、その小説が気になっていたのです。

夢でみたような、朝一番、駆り立てられるようにその作品を探しました。

筑摩の現代文学大系のなかの一冊、合本のなかのひとりが梶井基次郎。

昔読んだきりでしたが、作中の光景は鮮明にイメージされていました。

二条寺町の角にあった果物屋さんの軒先に檸檬があってそれを一個買う。

暗い情景にそれ、一個の檸檬が鮮やかに光っているように見える。

 

作品を読んで、年表を見ると若くして死んでいます、32歳、死因は何なのか。

もう百年も前に書かれて発表された作品ですが、ぼくは17歳の時に読みました。

何よりそれから檸檬という果物が奇妙に好きになり、買っては食べました。

あの酸っぱさといったら顔をしかめてしまう酸っぱさですが、それが好き。

気持ちや心には不思議なイメージの果物ですが、梶井の代表作でもあるみたい。

小説家というとデカダンな生活をする人種だなんてイメージがあるんですよね。

今どきは、小説家は人気人種だから、スマートな生き方をしていると思うけど。

 

ぼく自身の若かりし頃なんて、そういえば、そんな生活に憧れたのかも知れません。

小説を書こうとしていた1960年代、二十歳代のころを思い出してしまいます。

何だったのか、もうこの先少ししかない年代になって、検証しようとしている。

そんなことほっておいたらというけれど、ほっておけないんです、哀れですが。

暗いね、梶井基次郎、そういえば私小説作家というのは、イメージ、暗いですね。

そんな暗さに憧れていた時代があって、ぼくらはそういう世代なんだと思う。

権力手にしないと相手にされないんだと、おもってしまうのも哀れですが。

JUGEMテーマ:想い詩

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  • 2017.05.01 Monday
  • 09:38
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